2020-02-07

【未来の経営者の条件】

INTERVIEW

 

2020年2月8日

​亞星通股份有限公司(​STAR TO ASIA CO.,LTD)

 


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              亞星通股份有限公司 董事長 藤原徹平
              上海星到亞市場營銷策劃有限公司 責任者 Sherry(2016年8月入社)

 
 
2017年9月に設立したスタートアジア上海も、約二年半が経とうとしている。3人で始まった中国事業は現在、上海現地でも採用を始め今では10名の組織になっている。今後、ますますの発展に目が離せない中国事業ではあるが、それを最前線で引っ張っているのが、入社三年目のSherryだ。彼女は新卒入社一年目で新規事業である中国事業に自ら手をあげ、何もない中で、ゼロからサービス・組織を作り上げている。
 
今回は、そんな彼女に、スタートアジア代表である藤原と一緒に、上海設立時のエピソードを交えながら、話を聞いていく。
 
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―スタートアジアへの入社の決め手は、
成長のチャンス=望めば全部任せてくれそうな会社だと思ったから。

 
藤原:Sherryは新卒入社だったよね。当時、僕は直接Sherryの選考には関わっていなかったけど、
確か10社受けて10社内定もらってたとか。その中で、どうしてスタートアジアだったのか、その時の​決め手って何だったの?
 
Sherry:その時の判断軸は大きく二つありました。
一つは興味のあるマーケティング分野で働きたいと思っていたこと。
もう一つは、成長のチャンスとその舞台があるかどうか。
 
藤原:なんでスタートアジアが成長のチャンスがありそうな会社だと思ったの?
 
Sherry:面接や選考プロセスの中でも、そう望む社員には最初からいろんなことを任せてくれそう!
という雰囲気や考えが滲み出てたからです。
 
藤原:入社して約三年半が経つよね。
 
Sherry:そうですね、私が入社した頃は会社はまだ30人くらいの規模で、そこそこ部門や会社の色んなことが仕組化されたり、
整ってきていたけれど、それでも役割分担が不明確なところがまだまだあるという状態でした。
その時の上司が兼元さん(現副総経理)だったんですけど、担当が決まっていない領域とか、
業務とか、新しい事業でもなんでも決まっていないものは全部やりたいです!って兼元さんに言っていたんです。
とにかく自分で何でもやりたい!と思っていましたね。
 
藤原:確か、中国事業に手をあげた時にも、
他にコールセンター事業のポジションも空いていてそれもやりたいって言っていたよね。
 
Sherry:そうですね(笑)。とにかく成長・吸収したい気持ちでいっぱいでした。
 
藤原:一般的にというか、実際STAR TO ASIAの中でも感じることがあるんだけど、
役割分担しっかりしていないと嫌ですって人って結構いると思うんだよね。
例えばだけど、新しい事業の立ち上げ期なら役割分担が不明確なことは、当たり前のことだと思うんだよね。
だったら、自分がやるか、誰かに任せるかのどちらか。でも本当に成長したいって言う人なら、
役割分担だなんだっていう前に、自分で役割見つけてどんどんやっていくと思う。
 
本当に成長したいと思って入ってくる人なら、たくさんやることがある機会に恵まれている方がいいじゃんって僕なら思うんだよね。
特に今後、リーダーシップを取っていく人や、経営を担っていくような人の資質としては、
やっぱり自分の能力に対して制限してしまうような考え方を持つべきじゃないと思う。
 

―経営者を目指そうと思ったのは、
「あの人にもできるなら、私にもできるだろう」と思うようになったこと。

 
藤原:そういえば、Sherryは最初から「経営者になりたい」って言ってたよね。
そう思うようになったきっかけとかってあったのかな?
 
Sherry:正直、これがきっかけで、というものはなくて。
他の経営者や社長を見てきて、「あの人にもできるなら、私にもできるだろう」と思うようになったんです。
ただ口に出して、周りに言えるようになったのは入社して半年くらいからですね。
 
藤原:経営者になるという目標のために、自分自身で手に入れてきた、具体的な行動って何かある?
 
Sherry:まず、夢を周りに言いまくって自分を追い込んできたこと。
次に、チャンスが来た時には躊躇せずに、手をあげてきたこと。
 
藤原:それがはっきりしたのが、中国事業に手を挙げた時だよね。
Sherry:中国事業メンバーの募集が私が入社して半年くらいの頃でした。
で、その半年後(入社一年後)に上海に行かせてもらったんです。
 
藤原:あの時、他にも何人か手を挙げた社員がいたんだけど、その中でなぜSherryを選んだのかというと、
とにかくあらゆるところで行動力と結果を出しまくっていたから。
中国は新規事業で、とにかくゼロからやらなきゃいけない。だからこそ、それまでに圧倒的な行動と成果を出しているかが重要になってくる。
 
Sherryは僕がこれまで見てきた新卒の中でもトップ3に入る行動力を持っている。
そして、自分で能力の限界に蓋をせず、自ら仕事を取りに行く。実際に成果を出す。
次へ次へと成長の機会を掴もうとする。その行動力と、突破力と、成果を出す力を兼ね備えていた。
だから普通に考えたら新卒1年目では選ばないんだけど、その時は経営メンバーの満場一致でSherryを選んだね。
 
藤原:当時、研修をやった時に、『みんな自分の能力の限界が10だとしたら、今どのくらいの力で仕事をしているか?』という質問をしたんだけど、他のみんなは6とか7くらいっていう中で、Sherryだけは「12」とか言ってたんだよね。
でも本当にそれくらい行動してた。
 
みんな成長したい!っていうんだけど、実際受け身な人が多い。
自分の能力の限界を上げていくためには、今持っている自分の能力以上の圧倒的な量をやるか、
圧倒的なスピードか、自分がまだやったことの無い新しいことに挑戦すること。
だから自分でどうやらなきゃいけない環境を作っていくか。その環境に身を置くかが大事なんだと思う。
 
 
―自分がどんな判断・決定をするかで会社の運命が変わる。その重さを感じた。
 
藤原:上海に自分で手をあげて、実際に行ってみたらどんなことが起こったの?
 
Sherry:まずは、何にもない、何にも知らない状態からのスタートだったので、とにかく情報収集を徹底的にやりました。
最初の半年くらいは1日5、6社の訪問は当たり前。とにかく回れるだけ、回りました。
そうしてある一定の量をやると、重要な情報や大事なものがだんだん分かってくるようになる。
方向性ややるべきことが見えてくるんです。
 
一番辛かった時期は、最初3人で始めた上海事業で、ある一人のメンバーが辞めてしまった時。
もう一人は役員で、いつも上海にいるわけではなかったので、毎日誰もいないオフィスで一人で仕事をしていて、
会社に自分自身がちゃんと出勤しているのかも管理されないし、誰も把握していない状態になっていました。
私がトイレに行っている時間でさえも、会社は5分間停まってしまうわけです。そんな時に、責任の重さを痛感しました。
 
自分ひとりの行動が会社の未来を左右するわけで、どんな判断をするかで簡単に会社の運命が変わってしまうんだと思うと、
すごく大きな責任を感じました。
 
藤原:自分自身で意思決定をしていかなくてはならない環境で、その連続に対してどう思った?
 
Sherry:実績がない時は辛かったです。
でも、徐々に実績を作っていくと、だんだんと自信がたまってくる。
それでも、自分の方向が正しいのか。自分の発言は間違ってないか。など、不安を感じることもあります。
でも、その不安が下のメンバーに伝わってはいけないので、だから何度も何度もこの方向や判断がベターなのだと自分自身を説得するようにしています。
 
藤原:スタートアジア台湾の状態も、創業当初はダイレクトマーケティング支援が正しいか、
成功するかどうかも分からなかった。その中で徐々に実績が出来てきたり、新しい価値が創れてきて、
そうして過去を振り返ってみた時に、改めてそれが正しかったと分かるものなんだよね。
 
僕らは、学生時代に1+1=2という正解の教育を受けてきているわけだけど、ビジネスの世界、経営というものは、
正解や答えがないもの。1+1が10になったり、100になったりもする。だから、自分自身がどういう世界を実現したいのか。自分がどうなりたいのかを描いていくこと。そうじゃないとビジネスなんてできないんじゃないかと思うんだよね。
 

―今後の目標について
 
藤原:今後のSherry自身、上海の目標は?
Sherry:二つあります。これはスタートアジアのBeSTAR(理念と行動指針の総称)の中でも私がすごく共感しているものと共通していて、
一つは「顧客貢献」。これは絶対に続けていきたい。もう一つは、「どこでも活躍できる人材を育てたい」ということ。
しばらくはこの二つの信念をもって進めていきたいと思っています。
 
藤原:そういえば、Sherryは前に「スタートアジア(台湾)を超える」と言っていたよね。
ちなみに、僕は「スタートアジアはファインドスターグループを超える」と思ってやっている。
それに、Sherryがスタートアジアを超えると言うなら、僕はスタートアジアグループの代表として追い越されないように頑張るよ。笑
 
Sherry:中国市場にはいろんなサービスを提供できるまだないマーケットがあると思うので、
スタートアジア上海から別の事業やサービスをもっともっと増やしていきたいと思っています。
それに、1社だけでなく、グループ会社やパートナー企業も作ったりして、いつか自分の会社も持ちたいです。
 
藤原:その結果、スタートアジアグループがどんどん増えていって、子が親を越えるということもできてくるんだろうね。
「会社トップ(老闆)」が一番成長できるポジションだと思う。
だから、まずは、スタートアジアグループの中で、自分自身で意思決定できるようなポジションだったり、
グループ会社代表を輩出したり、みんなが新規事業や0→1に関われるような機会をたくさん作っていく、
そんな会社にしていきたいと思っているよ。
 


<本件に関するお問い合わせ>
会社名:​亞星通股份有限公司(​STAR TO ASIA CO.,LTD)
所在地:台北市松山區八德路3段36號13樓
URL:http://www.startoasia.com/index.php